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ポンチョをポケッタブルに!


ポンチョの開発が気になっていた皆さま、お待たせいたしました。きょうはレインポンチョの近況についてお知らせします!

3層素材のしっかりとした防水生地を使い、夏場でも肌への貼り付き感のないものにしようと生地にはこだわっていましたが、その分厚みが増してポケッタブルをあきらめつつありました。 が、試行錯誤し、ポケットを内側に配置するという仕様を工場の技術者にも協力いただくことで、今回のポンチョは内ポケットに収納して携帯できるものになりました。

これで「使用する時は、家の鍵やタオルを入れたい」「収納が分かれていると袋をなくすので一体がいい」という企画会議でのママたちの意見をそのまま取り入れることができそうです!

また、ここまで開発にタイムラグが生じた理由についてもご報告します。 個人の職人さん複数と契約して量産していこうと考えていたポンチョですが、裏側のシームテープを貼り付けたり、防水性に配慮した縫製をするには品質を担保するには工場でないと難しいことがわかってきました。そこまでの責任を個人の職人さんにおっていただくのは無理があるとの判断で、ポンチョのやはり工場に請け負ってもらう決断をしました。

とはいえ、レインカバーと同じ工場というわけにはいきません。 ポンチョは直接身につけるものですので、アパレルの縫製にも慣れ、縫い目からの防水性などにも厳しい品質管理ができる工場という視点で一から探しました。 この工場探しに時間を要しました。

シームテープを貼り付ける専用の機械を持つ工場は日本では稀で、この点が一番高いハードルでした。 今回の工場は、機械の温度調整のために毎日計測試験を行うという徹底ぶり。 縫製仕様についてもchibito指定のものを再度見直し、防水性を高めてくれました。

上記のポケットについても、防水性を損なうことなく収納できるというポイントでアイデアをいただいています。

工場についても、機会があればレポートいたしますね。

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